つくば市・古民家手づくり再生プロジェクト・古民家再生団 |
活動の経過はこちらでご覧いただけます。
【目 的】 地域の生活史を今に留める古民家。 時間を封じ込めたいにしえの空間に 現代の感性を吹き込み、今に活きる 輝きを表現する。 |
![]() 先の事例から |
【建物のルーツ】 |
対象の建物は、つくば市吉瀬で代々農業を営んだ根本家(現当主、根本好氏)にあって、明治末期よりたばこ商いを始めたさいに建築されたものである。以前は建物向かいにある「三日月神社」がたいそうの信仰を集め、市や祭礼で賑わいたばこ商いも繁栄を見た。 建物は結構な構造、意匠でまとめられ、離れとしての役目もしていたことから、床の間や書院窓なども設けられ、風流なものとなっている。 |
【建物の概要】 | ||||||||||
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西側 | 東側 | 北側 |
【再生プロジェクトの前提条件】 |
●所有者の意向 @建物の劣化防止や環境美化の観点から「活用、利用」を望む。 A同一敷地内でテナントが営業しており、相乗が図られることを望む。 Bまた、その建物2階が空き室となっており、テナント誘致に寄与する利用を望む。 C環境が明るくなることを望む。 Dプロジェクトの趣旨に賛同し、協力する期間、5年間。 E土地建物に課税される固定資産税分の負担を希望する(年間15000円)。 (その後は実勢賃料) |
●主催者の意向 @古民家をキーワードとする界隈性の構築 A農村としての地区の魅力のアップ B既存の古民家再生事例「つくば文化郷」と地域の資源(本建物含む)との導線強化(沿 道の風情の高揚) C手作り再生のモデル化 |
【手 順】 |
@プロジェクト推進決議 A建物内外の清掃、ゴミ撤去 B再生利用内容のブレーンストーミング及び絞り込み C再生利用目的に向けたワーク、事業性の確保 Dブロジェクトメンバーの中での利用者募集 E希望なしの場合は利用者の公募 E利用者との契約及び方針に関する協定締結 F同様プロジェクトの継続叉は解散に関する決議 |